ニール・タービン(ボーカル)/ダン・リルカ(ベース)両氏在籍時唯一の音源である1stアルバムです。
バンドサウンドは2枚目以降とは雰囲気が異なります。
ジョーイ・ベラドナ/ニール・タービン両氏における声質の違いはさることながら、楽曲自体が実にブリティッシュ。
1曲目「DEATHRIDER」のリフから実にマイナーメロディー的コード感。スピードメタル的質感の佳曲ですが、ニール・タービン氏の叫びにも趣きがあります。
8ビートな2曲目「METAL THRASHING MAD」、アリス・クーパーのカバーである3曲目「I'M EIGHTEEN」に続き4曲目はこのアルバムのハイライト「PANIC」。スピード曲ですが、やはり聴きどころはギターソロ。IRON MAIDEN的ツインリードなハーモニーが堪りません。タッピングのハモりが格好良過ぎます。最高です。以後のANTHRAXでは聴くことができない趣きの傑作です。
最後10曲目の「HOWLING FURIES」におけるハーモニーも実にヘビーメタルな趣きです。
バンド名を冠した8曲目「ANTHRAX」も以後の作品では聴くことができない雰囲気の楽曲。ヘビーメタルと言うよりはむしろハードロック的なノリの1曲です。
いかにもスラッシュ黎明期といったNWOBHMの影響が色濃く反映された1枚ですが、METALLICAやSLAYERの1stアルバムと聞き比べると共通する趣きを感じ取ることができ非常に興味深いものがあります。
1. DEATHRIDER
2. METAL THRASHING MAD
3. I'M EIGHTEEN
4. PANIC
5. SUBJUGATOR
6. SOLDIERS OF METAL
7. DEATH FROM ABOVE
8. ANTHRAX
9. ACROSS THE RIVER
10. HOWLING FURIES


